男の人

腸閉塞は治せる|キリキリとした痛みに注意

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食道の悪性疾患

看護師

40歳以降は要注意

食道は喉と胃をつないでおり、長さは約25センチ、太さは約2〜3センチの管です。消化管のひとつですが消化する機能はありません。飲み込んだ食べ物は食道を通り胃まで到達しますが、重力で胃まで下りているのではなく食道の蠕動運動によって胃まで運ばれています。液体は1〜6秒ほどで胃まで運ばれ、固形物は30秒〜1分ほどで胃まで運ばれます。食道がんは男性に多いがんで、40歳以降に発症しやすいです。一昔前までは予後の悪いがんとして恐れられていましたが、近年では治療成績は上がってきています。食道がんは食道の内側の粘膜の上皮から発生し、日本人の食道がんのほとんどは扁平上皮がんです。欧米では腺がんの発症率が増加してきており、今後日本でも生活習慣などの欧米化によって腺がんが増えることが懸念されています。

お酒やたばこに注意

食道がんの原因には、お酒やたばこの過剰摂取や熱い食べ物の摂取が発生リスクになると考えられています。好発部位は食道の中部から下部になります。食道がんは周りを大きな血管や気管、心臓、肺などがあり、さらに食道には外側を包む漿膜がないので、周りへ転移しやすいのが特徴です。症状は初期ではあまりなく、進行とともに症状が体にあらわれてきます。飲み込むとつかえ感があったりしみたりする、背中や胸に痛みが出る、咳や血痰が出るなどの症状が出てきます。食道がんの治療は、外科的手術、放射線治療、抗がん剤などがあり、がんの進行度や患者の状態に応じて治療が決定されます。外科的手術では切除した食道の代わりに胃をつなげることが多いです。食道がんは転移しやすいがんですので、早期発見、早期治療が重要です。定期的に健診を受けたり自覚症状が少しでもあれば病院で検査を受けたりすることが食道がんの早期発見につながります。またお酒やたばこを控えたりきっぱりやめることも食道がんを予防する上で大切なことです。